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瑞雲舎『しあわせになあれ』絵本原画展


3月3日(木)ひなまつりの日から3月14日(月)ホワイトデーの日まで 松成真理子さんが描いた『しあわせになあれ』の絵本原画展を開催いたします。 瑞雲舎代表・井上みほ子氏によるご紹介文を掲載いたします。 『しあわせになあれ』松成真理子原画展

~松成真理子さんが描く、合唱曲「しあわせになれ」の物語~


弓削田健介さんが作詞作曲した「しあわせになあれ」という合唱曲をご存知でしょうか? 名前に込められた「幸せになってほしい」と言う願いを伝えるこの曲は、卒業式や、二分の一成人式の時などに歌われることも多い感動の名曲です。

「しあわせになあれ」の詩に絵をつけてくれた絵本作家の松成真理子さんは、この曲から着想を得て、一人の男の子の成長物語を描いてくれました。

短い歌詞に添えられた絵は一枚ずつがとても美しく、目を奪われますが、1冊を通してみると1人の男の子が生まれて育って、独り立ちしていく姿が描かれていることに気が付かれるでしょう。

絵本の最後には、たくさんの子ども達が、笑顔で歌っている姿が描かれています。世界中のたくさんの子ども達、みんなの幸せを願う松成さんの思いが伝わってきます。

さて、この展示会では、松成真理子さんが描いた絵を全点見ることができます。

絵本は、ページを開いたところの絵しか見えないので、全部の絵を一度に見ることはできませんが、絵が一堂に並べられている原画展では、何場面かの絵を一度に見たり、隣り合った絵を比べてみたりすることができます。

展示されている絵の中には、絵本と違って文字がついていませんから、絵だけを辿りながら物語を味わうことになります。これも貴重な体験です。

絵本作家が、1冊の絵本を通して、どんなふうに物語を作り上げているのか、色の変化や様々な表現を通して、読者に何を伝えようとしているのかが、絵本を読んでいる時とは、又違った視点で見えてくるかもしれません。

絵本を読む時とはちょっと違う、原画展の楽しさをぜひ味わってください。 トークイベントのご案内は現在作成中です。 次のお知らせをご覧くださいませ。 早春の伊豆修善寺に、ぜひお越しください。

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